【詐欺師】橋下徹で大阪は終わった73【不祥事】 [転載禁止]©2ch.net
MBS今日の深夜「映像'16」より
テレビの中の橋下政治～“ことば”舞い散る8年
先月、大阪市の橋下市長が4年の任期を終え、退任した。2008年の府知事就任以来、8年にわたった橋下政治とは何だったのかを、“テレビ”の視点から検証する。
弁護士で情報番組のコメンテーター出身の彼が、テレビをとおして府民・市民に語った言葉は、ある意味で終始一貫していた。その根底にあるものとは？
テレビの表現手法を熟知した稀代の政治家が何を語り、また何を語らなかったのか。MBSの膨大なアーカイブ映像の中から探っていく。 取材ディレクターより
2015年12月18日の大阪市役所前。任期満了で退任する橋下大阪市長は、
職員たちから労いの花束を受け取り、集まった群衆からの「お疲れ様ー！」
「ハッシモト！ハッシモト！」の声に、笑顔で手を振って応えた。
2008年の大阪府知事就任以降、8年間に及んだ〝橋下劇場〟が閉幕した瞬間だった。
MBS報道局のアーカイブ映像には、知事時代・市長時代の彼を撮った映像
がテープ・ディスクで3000本、1500時間分も保存されている。8年前、
「2万％ない」という前言を翻して大阪府知事選に出馬し、圧倒的得票数で
当選。そして「大阪府は破産会社同然」と舌鋒鋭く切り込み、役所や公務員
を敵に回すかのようにして、自らの考える改革を押し進めた。 2010年には「大阪都構想」を語り、地域政党・大阪維新の会を
立ち上げた。彼はその代表となり、翌11年の統一地方選で、府議会で
単独過半数を制した。しかし「皆さんは優良会社の従業員」と述べて、
任期を3か月残して府知事を退任。ダブル選挙で大阪市長に当選し、
紆余曲折しながら「大阪都構想」実現に向けてひた走ることになる。
情報番組のコメンテーター出身の彼が投げかけるキャッチーな“ことば”
を、テレビは重宝した。膨大な量の“ことば”を日々のニュースで流す
ことによって、彼のメッセージを一般市民に届けることに大きな役割を
果たした。しかし、テレビの表現手法を熟知する彼に、むしろ利用された
とも言えるのではないか。それぞれの“ことば”の一貫性や整合性をしっかり
と検証してきたのか？と問われると、甚だ心もとない。
そこで今回、一度腰を落ち着けて数々の“ことば”を吟味することにした。
「橋下政治」と呼ばれるものの本質は何か。番組はその追跡を彼本人の
“ことば”によって試みる。その結果、通常より10分長い70分番組になってしまった。 
