海遊館、民営化へ

大阪市が、保有している人気水族館「海遊館」の株式を売却する方向で交渉していることが、25日分かった。

外郭団体廃止方針を掲げる橋下徹大阪市長の意向を受けての措置。株式を売却し、民間主導の経営に委ねる考え。
近畿日本鉄道など他の株主に売却を打診している。

市は、第三セクターの運営会社に5億円を出資し、海遊館株式の25%を保有。
運営会社の歴代社長は市幹部や市OBが務めてきた。

市は赤字の外郭団体を多く抱えており、対策を迫られている。ただ、海遊館は黒字経営が続いている。
2011年度の年間入場者数が約225万人の人気施設だ。海遊館の株式は10年度に2500万円、
11年度に1500万円の配当があった優良資産。07年にも売却構想があったが、市議会から反発が出て
撤回したこともある。

ソース:産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/130425/wec13042512450006-n1.htm