石原慎太郎の四男で画家の延啓(ひろたか)は、サティアンから救出されたオウムの

準幹部だった。

麻原が瞑想していた座の後ろにあった曼荼羅は延啓の作である。

オウムの宗教法人認可には、石原の尽力があった。

四男の事件を公にしないことを条件に石原は検察当局と取引し、議員を辞職した。

オウムは、日本をひっくり返すクーデターを企てていたが、その際に石原を首相に

担ぎ出そうという計画もあった。