>>333

つづき

3.Interlude on sets
集合論に関する幕間です.幕間ということは気楽に読んでよいということなんでしょうね.
http://www.geocities.jp/koga58/category/pictures/leinster-chap03.png

4.Representables
圏の表現に関する章です.圏は射によってお互いに相手を見ているオブジェクトの世界です. それぞれのオブジェクトにはそれぞれの見方(View)があります.この図にはいくつかの例を 表にして示してあります.
例えば,位相空間の圏では,その中のオブジェクト R (実数の集合)は,ほかの位相空間の中に自分の像,つまり曲線を見ています(Leinster は,「見る」という言葉を使っていますが,相手を見るというより,相手の中に自分の像を見るといった方が正しい表現のように思います.むしろ,こちらの方が見られているという関係に見えます.).
http://www.geocities.jp/koga58/category/pictures/leinster-chap04.png

つづく