0558現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
2018/10/25(木) 10:58:51.61ID:e6JcpQV/追加1
定理1.7(>>541より)
f:R → R とする
条件節 A:Bf :={x ∈ R | lim sup y→x |(f(y) − f(x))/(y − x)|< +∞ } と置く。
もしR−Bf が内点を持たない閉集合の高々可算和で被覆できるならば、
結論 B:f はある開区間の上でリプシッツ連続である
(引用終わり)
1)R−Bf が、Q ⊂= R - B_f (Qは有理数の集合で、リプシッツ連続でない点)とできたとする
(>>553-554ご参照)
そのようなR - B_fは、ベールの第一類内で可能なことは認めることとする
2)場合分けとして、
a)リプシッツ連続でない点が、R中稠密でない場合
b)リプシッツ連続でない点が、R中稠密な場合( 上記1)の場合)
に2分できる
3)a)の場合は、リプシッツ連続な開区間が取れる、
b)の場合は、リプシッツ連続な開区間は取れない
つづく