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あなたは、「比例尺解義」を実際に見たのですが、
どうもそうではありませんね。
「比例尺解義」は東北大学和算資料データベース
http://www.i-repository.net/il/meta_pub/G0000398wasan
にその影印が掲載されています。

「比例尺解義」 1719年
http://www.i-repository.net/il/meta_pub/detail

表紙をいれてわずか10ページ足らずの和とじの本で、
内容は、

尺率造法(計算尺の造り方)
平方線(平方の計算尺)
立法線(立法の計算尺)
分円線(0から180度の角度に対する玄の長さの表)
正弦線(三角関数の正弦の計算尺)
割線(日?〔日時計〕用の計算尺)
時刻線(時刻計算尺)

がその内容で、対数尺の作りかたはどこにも
書いてありません。

「調査なくして発言なし」という言葉があります
切線(時刻計算用)