>>779
tp=c×2^(qr-1)(1-(p^(n-1)+p^(n-3)+…+1)/(p+1)^(qr-1))
この式はpr=((p+1)/2)^(qr-1)を使って以下のように変形できる
tp=c×(2^(qr-1)-(p^(n-1)+p^(n-3)+…+1)/pr^(qr-1))
この式を評価するときに、(p^(n-1)+p^(n-3)+…+1)/pr^(qr-1)が分数式であることに注意しなければならない。一般的にこの数は整数でない。
これを正しく評価するため、
整数(p^(n-1)+p^(n-3)+…+1)に含まれる因数prの個数を非負整数Tpとすると
素数prの倍数でないある整数Kが存在し、
整数(p^(n-1)+p^(n-3)+…+1)はK×pr^Tpで表される。これを上式に適用すると
tp=c×(2^(qr-1)-K/pr^(qr-1-Tp))
両辺にpr^(qr-1-Tp)を乗じて
tp×pr^(qr-1-Tp)=c×(2^(qr-1)×pr^(qr-1-Tp)-K)
左辺の因数prの個数はTt+qr-1-Tp
右辺の因数prの個数はTc
これらからTt+qr-1-Tp=Tcとなる
なおこのTpは、(p^(n-1)+p^(n-3)+…+1)を評価するとわかるが、ほとんどの場合ゼロである。
Tp=0ならば、Tt<Tt+qr-1-Tp=Tcであり
>>779と反する結論Tt<Tcを得る。