コラッツ予想がとけたらいいな その2
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>>456
お前が主張していることは、
「ρ(n) ≦ 2 + o(1) を使うことで、a ≦ t(n)/n^2 ≦ b なる正定数 a,b が取れることが証明できる」
というデタラメな主張である。一方で、俺が言っていることは、
「ρ(n) ≦ 2 + o(1) が成り立つにも関わらず、
a ≦ t(n)/n^2 ≦ b なる正定数 a,b が取れないケースが存在する」
という主張である。このようなケースの具体例が欲しいなら、
ε(n) = 1/log(log(n+3)),
t(n) = n (nが偶数のとき), n^{2+1/log(log(n+3))} (nが奇数のとき),
とでも置けばいい。 >>459 の具体例において、ρ(n) ≦ 2 + ε(n) (∀n≧1) が成り立つことが確かめられる
(フーンとか言うなよ。単なる計算問題だから自分で確かめてみろ)。
また、lim[n→∞]ε(n)=0 が成り立つ。よって、確かに
ρ(n) ≦ 2 + o(1)
が成り立つことになる。しかし、a ≦ t(n)/n^2 ≦ b (∀n≧1) なる正定数 a,b は全く取れない。
実際、n が偶数のときは t(n)/n^2 = 1/n だから、もし a ≦ t(n)/n^2 なる正定数 a が取れるなら、
任意の偶数 n に対して a ≦ 1/n が成り立つことになり、よって a≦0 となるので矛盾する。
よって、a ≦ t(n)/n^2 なる正定数aは取れない。また、n が奇数のときは
t(n)/n^2 = n^{ 1/log(log(n+3)) } であるから、もし t(n)/n^2 ≦ b なる正定数 b が取れるなら、
任意の奇数 n に対して n^{ 1/log(log(n+3)) } ≦ b が成り立つことになる。特に、
奇数 n に対する n^{ 1/log(log(n+3)) } は上に有界である。しかし、
n^{ 1/log(log(n+3)) } = e^{ (log n) /log(log(n+3)) } → +∞ (n→+∞)
であるから矛盾する。よって、t(n)/n^2 ≦ b なる正定数bも取れない。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています