>>793により、変数 A,B,C が完全に独立だとした場合には、
>>793の(*)はX全体では出ないことが判明した。

従って、もしX全体で(*)が成り立つことを言いたいのであれば、
A,B,Cは独立ではなく互いに依存関係にあるとしなければならない。

実際、件の論文(笑)の中では a,b,c は独立ではなく、
どの変数も残りの2つの変数に依存している。

すると、A,C は B に依存しているので、B≧9 として B を 9 に置き換える場合、
A と C も動くことになるので、B だけを 9 に置き換えた

1+(A−C)/(2B−A) ≦ 1+(A−C)/(18−A) … (*)

という計算は完全に間違っており、B=9に対応する別の A', C' によって

1+(A−C)/(2B−A) ≦ 1+(A'−C')/(18−A')

という計算をしなければならない。
ここで、A', C' が実際には何なのかは、容易には計算できない。
容易に計算できないがゆえに、論文(笑)はこのあと詰まって証明に失敗する。