え〜、じゃ、漫談はじまりはじまり。

南海ホークスの杉浦は少し変わったフォームで物凄い勝利数を挙げた伝説的な投手だそうで、
杉浦の投球フォームに興味があって、そのフォームを見たかったので、動画を見てみた。
投げ始めはオーバースローに近く、途中から体を沈めながら球を持った右手は丸く円を描いて、
その後に体を沈め切ったら腰の真横から投げるような、サブマリーンに近いアンダースローの投法だった。
球を放って投げる瞬間を真横から見ると、オーバースローのように上半身を前に乗り出して投げる感じで、
オーバースローの投手のように上半身を前に傾ける投げ方に比較的よく似ている。
右打者にとって背後から球が投げられて来る漢字、という杉浦の投げ方の説明のニュアンスが何となく分かった。
ストレートはとても速くて打者の近くで浮き上がり、右打者にはスライダーで空振りさせたりする一方で、
左打者には体に当たりそうな曲がり方をする大きなカーブで三振やゴロを奪ったようだ。
年間勝利数は、入団した1958年から64年までの間毎年15位は余裕で、20勝〜30勝以上の勝利数の年が5年ある。