>>502 つづき

>>419より
(引用開始)
定理F:
A ⊂ R は Fσ集合とする。もし R−A が第一類集合ならば、
(a,b)⊂A を満たす開区間 (a,b) が存在する。

証明:
STEP1:A は Fσ 集合だから、高々可算無限個の閉集合 A_k が存在して A = ∪_k A_k と書ける。
一方で、R−A は第一類集合だから、高々可算無限個の、内点を持たない閉集合 F_k が存在して
R−A ⊂ ∪_k F_k と書ける。結局、R ⊂ (∪_k A_k ) ∪ (∪_k F_k ) …(★) ということになる。
(引用終り)

ここ証明中で、
”R ⊂ (∪_k A_k ) ∪ (∪_k F_k ) …(★) ”だが、考えてみると、Rは全体集合だから
R ⊃ (∪_k A_k ) ∪ (∪_k F_k ) でもある
合わせると、
R = (∪_k A_k ) ∪ (∪_k F_k ) となるが
R−A = ∪_k F_k と書ける(根拠は、下記の藤田博司PDF”第一類:可算個のいたるところ非稠密な集合の和集合に分解できる”より)

とすると、Rが、二つの重ならない 高々可算無限個の閉集合 (∪_k A_k ) と (∪_k F_k ) の和 にかけることになる
それって、良かったのかな?

つづく