講演。
もしスピーカーにされてしまったら、多重層結界を張ってひたすら待つのがいい。
だが、多重層結界を張れない場合はこういう作戦で戦う。

第一作戦:「流言飛語」。「理解できない人間はおかしい」と学生にうわさを流す。
敵は一回でも質問するとわかってないと思われて質問することもできないし、
質問する価値もないと戦意喪失して質問をやめるし、
実は不明言語で戦うので、強敵がかかってくるので自明だとケムに巻ける。

第二作戦:「偵察兵を派遣する」。それでも勝てなければ偵察して敵と味方を再確認するしかない。
戦争前の敵と味方の調査があまかったのだ。

第三作戦:「女人兵で攻める」。男の兵士で勝てなかったので、部下を全員女にして攻める。
たいてい、部下が返答をしても、なんとか敵の質問の回避方法を見つけ出す。
女人兵はたいてい、質問の意図をスピーカーに報告すらしないので司令官みずから味方の女人兵の調べた質問を調べる。
これで論文の価値観をひっくり返す情報が一個でも見つかれば、即座に休戦して秘密裏に論文を修正しなおす。
well-defined をこっそりと変えていかなければ、論文は受理されない。論文は隠蔽戦である。

第四作戦:「死んだふり」。それでも受理されなければ、もう死んだふりして逃げ恥しかない。

以上だ。