ハート13枚、ダイヤ39枚の合計52枚のトランプカードから
一枚のカードを表を見ないで箱に入れる

Ωの部分集合を事象と言う
Ω自身は全事象と言う

Ω={ハート,ダイヤ}となる

各 i (1≦i≦4) が根元事象である

ハートが出るという事象A={ハート}で確率P(A)は

P(A)=1/4 となる

最初に箱に入れた時を i
山札をシャッフルしてダイヤがn枚出た後を j として

箱の中のカードがハートであるという事象Aを考える.

A={(i,j)| i または j がハート}

Ω={(i,j)|1≦i≦4,1≦j≦52−n}となり

この208−4n通りの各要素が根元事象

ダイヤが出る枚数はn=38

Ω={(i,j)|1≦i≦4,1≦j≦52−n}から

#A=4x(52−n)−3x(51−n)

  =208−4n−153+3n

  =55−n

#Aは事象Aに含まれる要素の個数

ハートである確率は

P(A)=(55−n)/(208−4n)=17/56

ダイヤ以外である確率P(X)=P(A)

ダイヤである確率は

∵q=1−{(55−n)/(208−4n)}=39/56

最初に箱の中にしまったカードが
ダイヤである確率は

P(B)=3/4=42/56