>>819
いやいや、教条主義者が算数を歪めているのではなく、
そもそも算数自体が教条主義的であって
数学とは全く異なる氏素性のものなのだよ。
算数は、リテラシーi.e.読み書き算盤の一部なのだから、
「先生が言ったとおりの作業をしなさい」というのが
その本体。むしろ自分では考えないことが推奨される。
数学との関連性は、扱う対象が似ているという副次的なもの。
数学という秩序がありながら自由で豊かな世界へ向かうには、
初等的にせよ高等的にせよ、数学の気風を知って入門する
必要があり、それは算数とは真逆の世界なのだ。
とりあえず小学生は、指導者であると同時に採点者である
先生に従っておきなさい。算数は算数でしかないのだから、
考えても始まらない。考える自由が欲しかったら、大人になって
数学を学べばいい。高校まで進めば、数学教師も理系だから、
あまり無茶な服従は要求しなくなる。自由は我慢の後にある。