所感。
まず今月号の問題だが、

・問1の難易度レベルは10段階で星1つ☆(まったく迷わず解ける=検討時間0分。高校参考書レベル。なんじゃこりゃ。)

・問2は☆☆(大学受験レベル。高校生は上界下界の意味は調べてね。)

といったところだ。つまり5月号は新入生歓迎号。ふるってご応募くださいw
こんな簡単な問題は常連にはまったく面白くないが、商売だから仕方ない。

対して、一見新入生を相手にしているように見える先月4月号の問題は少々手ごわい。

・問1はレベル5(標準的。常連正解率95%)、もしくはレベル8(常連正解率30%)だ。
(☆書くの面倒なのでやめたw)
なぜレベルを分けたか。
もし関数族{φ_k}が一意に決まることの証明まで要求されているとすれば、これは簡単な問題ではないからだ。
この証明を端折り、単に漸化式のφ_{k+1}が諸条件を満たすことを確認するだけでよいなら、問題としては標準的なレベルと言える。
(ちなみに俺は一意性を示せなかった)

・問2は評価が難しいが、レベル6(標準より少し難。常連正解率70%)としよう。
ルービックキューブの知識なしで解くのであれば、レベル9(常連正解率10%)だ。
知識があったとしても論理をしっかりまとめ切るには答案1枚では足りない。

ちなみに出題者萩田真理子の問題文を適切に解釈することに難易度をつけるならレベル10だw
小キューブの『1対1対応』とは何のことか。『対応関係』が未定義なので分からない。
問2の『全ての面をそろえる』とは?色の配置違いや、鏡映対称体はどう扱えばいいのか。
これらは文脈から判断するしかない。問題文の解釈で時間を使わされるのは腹立たしいことだ。

この星評価は当然俺の独断であり、
「こういうエレガントな解答があるんだぞ?だから星8じゃなくて星2だよwwあんた馬鹿か?」
などと石を投げつけてくるのはご勘弁いただきたい。
数学の議論であれば大歓迎だ。