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乳児殺害公判 被告の母親「夜泣きで眠れず」(新潟県)
2/14(金) 19:01配信 TeNYテレビ新潟

 生後3か月の長女を殺害した罪に問われている母親の裁判員裁判。母親は被告人質問で、「夜泣きで眠れず、自分が壊れていくような感覚だった」と長女を出産してからの生活について話し、「本当に申し訳ない気持ちでいっぱい」と後悔の念を述べた。

 殺人の罪で起訴されているのは、長岡市の職員・伊藤法子被告(31)だ。
 起訴状によると伊藤被告は去年6月、長岡市の自宅で生後3か月の長女を2階から3回に渡って落とし、死亡させた罪に問われている。
 14日は被告人質問が行われた。
 弁護側から長女を出産してからの生活を聞かれると、「夜泣きでほとんど眠れず、自分が壊れていくような感覚だった」「毎日死ぬことばかり考えていた」と証言した。
 事件の約1か月前、伊藤被告は重度の産後うつと診断され、長岡市の心療内科に通院していた。
 弁護側から母親を頼ることができなかったのかと問われると、「祖父の介護で疲れているため、これ以上負担をかけたくなかった」と証言した。
 一方、検察側から事件当日について聞かれると、「泣き止まない長女を見てパニックになり、落としてしまった」と話した。
 また、「本当に申し訳ない気持ちでいっぱい。もう一度抱っこしてあげたい」と涙ながらに述べた。
 判決は2月19日に言い渡される。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200214-00000371-teny-l15