トイレに赤ちゃん遺体 若い女性が立ち去る 埼玉 ふじみ野
2019年11月3日 18時04分

2日、埼玉県ふじみ野市でドラッグストアのトイレがつまり、中から赤ちゃんの遺体が見つかった事件で、店の従業員がトイレから水が流れ出ているのに気付いた際、衣服がぬれた状態でトイレから出てきた女性が立ち去っていたことが警察への取材で分かりました。警察は女性が何らかの事情を知っている可能性があるとみて調べています。

2日午後1時すぎ、埼玉県ふじみ野市のドラッグストアの屋外にあるトイレの洋式の便器が詰まって使えなくなり、2日夜8時半すぎに、依頼を受けた修理業者が便器を取り外したところ、中から赤ちゃんの上半身の遺体が見つかりました。

赤ちゃんはへその緒がついたままの状態で、警察は死体遺棄事件として捜査しています。

警察によりますと、店では2日午前9時の開店に合わせてトイレの扉の鍵を開け、午前中は使える状態だったということです。

ところが午後1時すぎになって、トイレの扉の下から外に水が流れ出ているのを従業員が見つけた際、スカートの前がぬれた状態でトイレから出てきた女性が「トイレが詰まっている」と従業員に伝え、立ち去ったということです。

女性は20〜30代とみられ、警察はこの女性が何らかの事情を知っている可能性があるとみて周辺の防犯カメラの映像を分析するなどして調べています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191103/k10012163051000.html