江戸時代以前は数え歳で14〜16くらいまでに嫁に行くのが理想。17まで来るとかなりぎりぎり。18はすでに年増です。
「娘十八、番茶も出がらし」といいます。
つまり芽が出てすぐの新茶ではなく、伸びて大分経った番茶の芽で、それももう何回も茶を出した、「出がらし」だと言う意味です。19だと晩婚ですね。
二十超えれば、「大年増」。20以上なら「薹(とう)が立った」と言われてしまいます。薹とは野菜などが伸びきって、美味しくなくなった頃合のこと。
大奥でも、30歳間際になると、「御褥下がり」と言って将軍が求めても断ると言うルールがあったほど。たいていの大奥の女性たちは20代中盤には、大奥を去ります。

だから出産平均年齢は15〜17くらい。
子の数多いと、20以上にまで掛かって来ますが、30以上だと、高齢出産です。