2012/07/28 第1239回 「内モンゴル大草原紀行 契丹・幻の黄金騎馬王国」[『草原の王朝 契丹 美しき三人のプリンセス』展 タイアップ](MH 中島 亜梨沙)
Q1.契丹の墓から発見された世界最古の(肉食中心の契丹人ならではの発明とされる、食後にかかせない)日用品とは?
   A.歯ブラシ 骨等で作られた長い棒状のものの先に、ヤギ等の動物の毛を植毛したもので、現在の歯ブラシとほぼ同じ形状をしている。
         毎日肉を食べる騎馬民族にとって歯のケア用品は必需品だった。
Q2.契丹で死後 肉体から魂への変身を助けるとされた生きものは?
  三択 1.セミ(土から出て成虫へ変身する) 2.オタマジャクシ(水から出てカエルに変身する) 3.カイコ(繭をやぶって蛾に変身する)
   A.3 繭の中で劇的な変身を遂げるカイコは、魂の転生を手助けするものと考えられた。また当時、絹は重要な交易品だったため、養蚕が盛んに行われていた。
     契丹は砂漠を通らない新たなシルクロードを作り、交易により莫大な富を得ていた。解答に当たりDaiGoが、マスターの心を読んだが「2」を選択し、不正解。
Q3.モンゴル相撲の衣装の違いを例える 力強い動物とは?[内モンゴルの衣装(ゆったりしたズボン)−前足 モンゴル国の衣装(三角パンツとブーツ)−後ろ足 と呼ばれている]
   A.ラクダ ラクダの前足は毛がふさふさしているが、後ろ足は毛が少なくすっきりしている。ラクダは草原で一番力強い動物でありモンゴル相撲の衣装に例えるにはぴったり。
        契丹の時代にもラクダは重い物を運ぶ貴重な家畜として大切にされてきた。
  トップ賞 黒柳、野々村(3P)  賞品 契丹の白磁のレプリカ(視聴者限定ラストクエスチョン 出題無し 電話の他、HPからも応募可)

2012/07/21 まとめ 第1238回 「イタリア南チロル アイスマンも歩いた秘密のアルプス」(MH 諸岡 なほ子)
Q1.(イタリア 南チロル)ゾルド渓谷の職人が作る(100年程前は、ドイツ、オーストリアまで出稼ぎに行ったと言われる)イタリアを代表する食品は?
   A.ジェラート 電気で氷が作れない時代に夜中に山に登り、氷河の氷を切り出し、氷と道具を持って街まで行きジェラートを作っていたのがゾルド渓谷の
          ジェラート職人の始まりだった。
Q2.先史時代 チロル地方で作られていた住居とは?
  三択 1.ツリーハウス(オオカミ等の野獣よけ) 2.水上コテージ(湖、川の幸を即捕獲) 3.ストーンハウス(強風や雪よけ)
     A.2  フィアヴェ杭上家屋遺跡に、木の杭を打ち込んだ住居跡が残っている。酸素がほとんどない泥の中に木を打ち込んだため、木が腐らずに3000年以上も
         その痕跡が残った。3500年程前、広い湖だったこの地方の人々は、高床式の水上家屋を建てて暮らしていた。
Q3.アイスマン[1991年にエッツ渓谷の氷河で見つかった、約5300年前の男性のミイラ]が受けた(紀元前の時代のヨーロッパには存在しないと思われていた)治療とは?
   A.鍼灸治療  腰の辺り、足首をはじめ、人体約60ヶ所にその痕跡が見られる。体のツボに傷をつけてそこに薬草をすり込んだもの。鍼灸治療は東洋のもので
          紀元前のヨーロッパには存在しないとされてきたが、アイスマンによってその常識が覆された。
  トップ賞 黒柳、ベリッシモ・フランチェスコ(3P)  賞品 南チロル特産 銀細工のネックレス(視聴者限定ラストクエスチョン 出題無し)