都が中国に防護服33万着を提供 国内備蓄や供給の行方は?
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アベノマスクが配り終わる前に一般のマスク不足は解消されそうだが、最前線である医療機関での防護服不足の逼迫は続いている。
マスク同様に異業種も防護服づくりに参入するほどだが、新型コロナウイルス感染者最多の東京都で防護服の備蓄や供給はどうなっているのか。

今年1月末から2月にかけて、自民党の二階俊博幹事長や外務省などの要望で都は中国に計5回、合計約33万着の備蓄防護服を無償提供した。

一政党に過ぎない自民党の要望に都が迅速に応じたことには政治的な印象を受けたが、最初に集団感染が発生した中国での封じ込めに協力したことには意義はある。

■備蓄が切れる寸前だった