もんじゅの燃料取り出し 
もんじゅの冷却材に使われているナトリウムは、水や空気に触れると激しく反応するため、取り扱いが難しい。
具体的には
(1)アルゴンガスで満たした空間で取り出し
(2)ナトリウムで満たした炉外燃料貯蔵槽で一時保管
(3)高温の蒸気で燃料についたナトリウムを洗浄
(4)燃料1体ごとに缶詰缶に封入
(5)缶詰缶に入れたまま水の張った燃料池(水プール)で保管
−という工程が必要となる。
日本原子力研究開発機構はこれまでに、2体の燃料を取り出した実績しかない。

83本も取り出した努力を認めてほしい
取り出したのは劣化ウラン燃料だけで
あと劣化ウラン燃料が89本
MOX燃料が198本残ってそうだが…