福島原発事故後作業 長時間労働で過労死認定 2018年11月5日 朝刊 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201811/CK2018110502000125.html

東京電力福島第一原発で事故後、自動車整備作業に従事していた福島県いわき市の猪狩忠昭さん=当時(57)=が昨年十月、敷地内で倒れて
死亡したのは、長時間労働による過労が原因として、いわき労働基準監督署が先月十六日、労災認定したことがわかった。

原発事故後、長時間労働による過労死認定は初とみられる。過酷環境下で、早朝出勤などを強いられる作業員に対し、会社と原発間の移動時間も
労働時間として認められた。使用者側の労務管理のあり方が問われそうだ。 (片山夏子)