富士山 男性が滑落 「スノーボードするため登山」 2018年11月11日 17時12分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181111/k10011706791000.html
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181111/K10011706791_1811111707_1811111712_01_02.jpg

11日午前、山梨県側の富士山に登っていた男性から「一緒に登っていた友人が滑落した」と警察に通報があり、警察が救助に向かっています。

NHKのヘリコプターからの映像では、8合目付近でこの2人とみられる人たちが救助を待っている様子が確認されました。

11日午前11時20分すぎ、山梨県側から富士山に登っていた50代の男性から「一緒に登っていた友人が滑落した」と警察に通報がありました。

警察によりますと、滑落したのは40代の男性で、スノーボードをするため登山をしていたということで、意識はありますが、両足にけがをしていて自力での
下山はできない状態だということです。

NHKのヘリコプターから撮影した映像では、8合目付近にある山荘の西側で、青い服を着た人がライトを振っている様子と、そのそばで別の人が横に
なっている様子が確認されました。

警察は2人を救助するため、富士山の5合目まで車で向かったあと、現在、10人の警察官が標高3000メートル付近に向けて徒歩で登っているということです。

山梨県側の富士山は、9月までの夏山シーズンが終わってから冬の間は登山道が閉鎖され、国や県などによるガイドラインでは、万全な準備をしていない
登山を禁止しています。