>>355
>>359
仮に深深度油層から染み出した原油で一部の油田が微妙に回復することがあるとしても、莫大な需要に対して焼け石に水程度じゃほとんど意味が無いのだよ。
仮に廃油田が回復するとしても、元のように採掘できるまで数千年かかるみたいな話にどれだけの意味があるのやら。
現実にエネルギーの需要はどんどん増えて、原油の採掘コストはどんどん上がるという傾向は動かない。
ちなみに昔から稼働してるように見える油田でも、自噴するような浅い油層はほとんど採り尽くして、今は高度な設備を必要とする深い油層から絞り出してるので、当然採掘コストは昔と比較にならない。
いわゆる「原油の枯渇」というのは、このまま採掘コストがどんどん上がっていって原油が基幹エネルギーとして使えない価格になることを言うのであって、地下から原油が一滴も無くなるという意味では無い。
地下深くにはまだ大量の油層が残ってるし、「無限の採掘コスト」を容認するなら理論上の可能採掘量はいくらでも増やせるだろうが、そんなものにはたいして意味が無い。