三陸のウニに異変!いったい何が
2018年9月4日 12時35分
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三陸の海の幸といったら、皆さんは何を思い浮かべますか?サンマやカキなどたくさんありますが、私はウニをおすすめします。

東日本大震災で被災した三陸の沿岸部には、ウニを目当てに訪れる観光客も多く、被災地の復興にもひと役買っています。しかし今、このウニにある異変が起きています。いったい何が起きているのでしょうか。(仙台放送局記者 藤井美沙紀)

三陸の名物ウニ丼に危機が

震災で被災した店舗が集まって、去年3月に再建された、南三陸町の「さんさん商店街」。休日ともなると、県外からも大勢の観光客がやってきます。

ここで名物となっているのが、地元のウニをふんだんに使ったウニ丼です。新鮮なウニだけを使っているのが売りで、独特の舌触りと強い甘みを楽しめます。

しかし今、このウニに異変が起きています。左側がこれまで出荷してきた通常のウニ、しかし右側のウニには、ほとんど身が入っていません。こうした商品化できないウニが三陸の海で増えているんです。
(略)