https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180715/k10011533741000.html

今月7日の豪雨で、愛媛県大洲市のプロパンガス販売会社では、建物が浸水しておよそ1000本のガスボンベが流され、このうちの一部は山口県の沖合の海上で見つかっていて、第6管区海上保安本部は、船にぶつかれば爆発するおそれがあるとして注意を呼びかけています。

愛媛県大洲市新谷乙にあるプロパンガスの販売会社では、今月7日の豪雨で建物の1階部分が浸水し、保管していたおよそ1000本のガスボンベが流されました。

会社ではこれまでにおよそ850本を回収していますが、このうち数十本は会社からおよそ50キロ離れた山口県の八島付近の海上で、警戒に当たっていた第6管区海上保安本部の船に発見されたということです。

海上保安本部では、まだほかにも漂流しているガスボンベがある可能性があり、船にぶつかれば爆発するおそれもあるとして付近を航行する船舶に注意を呼びかけています。

プロパンガス販売会社の松本大助さんは「これまで二度浸水被害を受けているので備えをしていたが想定外の水の量だった。ガスボンベを発見したら触らずに会社か行政に連絡してほしい」と話しています。