>>313
> 過剰診断を検査を受ける側の不利益とするならば、受診者の事前の同意もしくは
> 希望者に限定して検査を継続するのであれば、問題ではなくなるのではないか?
これはその通りです。
現状でも親の同意書は取られており、形の上では希望者のみの検診となっています。
しかし、受けるかどうかを判断するための情報が、受診者やその保護者に十分伝えられていないことが
問題となっています。

福島第1原発事故 甲状腺検査 県の評価部会、改善点を進言へ 対象者の理解不十分 /福島 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180130/ddl/k07/040/048000c
県立医大によると、小中学生と高校生の超音波検査は、担当者が学校に出向いて実施している。
同意書を取る際に「受けない」と意思表示する人は限られ、17歳以下の受診率は9割と高い。
しかし、甲状腺がんを早期発見しても死亡率が下がらないとの学術的知見がある。
また、手術が不要ながんを見つけたことで心身に負担を掛ける「過剰診断」の可能性について、
保護者らが十分に理解しているとは到底言えない状況との指摘もある。