バスなど運転手の体調急変 増加
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東北地方で去年、バスやタクシー、トラックなどの運転手の体調が急変して運行できなくなった事例が前の年から急増して29件にのぼり、そのうち9件が事故につながっていたことがわかり、東北運輸局が事業者に注意を呼びかけています。
東北運輸局によりますと、東北地方で去年1年間、バスやタクシー、トラックなどの運転手が、業務中に体調を急変させた例が29件あり、前の年より11件、率にして6割余り増えました。
体調が急変した主な要因は脳や心臓などの病気で、このうち40代から60代の運転手6人が病死したということです。
また、29件のうち9件は事故となり、死亡事故はなかったものの、タクシーを運転中に呼吸困難になってハンドル操作を誤り、対向車とぶつかったケースやバスの運転手が意識を失って道路脇の看板などに衝突したケースもあったということです。
このため東北運輸局は各事業者に対し、定期的な健康診断を行うなど運転手の体調管理に注意するよう呼びかけています。