与謝野晶子も詠んだ硫黄山 250年ぶり噴火!「遅すぎる速報」(動画) 2018年04月20日 10時53分@ハザードラボ
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/4/24493.html

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噴火のときのようす(気象庁)

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約1カ月前との比較。硫黄山の南側に噴火でできた火孔(オレンジ色の丸枠)が見える。
火孔の周辺では火山灰の堆積も見える(気象庁)



えびの高原・硫黄山「火口近く15cm隆起」衛星だいち2号がとらえた! 2018年04月20日 16時35分@ハザードラボ
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/4/24496.html

19日に噴火したえびの高原・硫黄山について、国土地理院が地球観測衛星のレーダー画像を解析した結果、噴火口がある南斜面と西側斜面で、
山体が15センチほど隆起しているのがわかった。

国土地理院がだいち2号のSARデータを解析した結果、硫黄山周辺では、北東から南西方向にかけて山体隆起とみられる地殻変動が続いている。

3月からきょう(4月20日)までのレーザー画像を、1カ月前と比較した結果、今回噴火した火口がある南側の斜面と、火口の西側約300メートル地点でも、
局所的に地表が15センチ程度盛り上がっているのが確認されたという。

気象庁によると、南側斜面ではきょうも複数の火孔から噴煙が立ち上り、上空からの観測中にも火山ガスの臭気が感じられた。周辺では濃い灰色の
熱泥が断続的に噴出していて、監視カメラのレンズにまではね飛んでいるという。

一方、えびの高原硫黄山から5キロ南東に位置する新燃岳でも火山性地震が多い状態が続いていて、地下のマグマの上昇と関連している低周波地震も
観測されている。

今月12日夕方以降は、山体のわずかな隆起も確認されており、気象庁は引き続き、両山に噴火警戒レベル3を発令し、入山を禁止している。

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えびの高原・硫黄山と奥に見えるのは新燃岳火口(鹿児島大学・井村隆介准教授が19日に撮影/Ryusuke IMURA @tigers_1964)

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今年2月9日?3月9日のレーダー画像(解析:国土地理院 原初データ所有:JAXA)

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3月9日から4月20日までの画像。噴火があった火口の南側と西側の斜面で山体が15センチほど隆起している(解析:国土地理院 原初データ所有:JAXA)