御用学者が原子力を推進して放射能は安全だと宣伝するのはまだわかる。
それ以外のどう見ても原子力業界からお金をもらっていなさそうな、また、必ずしも権力に媚びないタイプが疑問だ。
例えば、江川紹子や大御所だと吉本隆明のようなどちらかというと左翼的な言論人が福一事故後でも原子力擁護になった。
これはもしかすると、鉄腕アトム、ドラえもん、1970年の大阪万博などの影響が大きいのだろうか。
鉄腕アトムは胸の小型原子炉がエネルギー源で、70年万博では国内初の原子力発電のエネルギーが供給された。
その頃の原子力ひいては科学全般の明るいイメージが影響しているのだろうか。
それも結局、宣伝プロパガンダだったんだけどね。
俺なんか子供の頃に公害、環境破壊、チェルノブイリ原発事故なんかあったもんだから原子力はせいぜい必要悪くらいにしか思えなかった。
福一の事故後は必要悪からあっさり絶対悪になった。