>>404
>あの黄色いのは放射性硫黄とかいう話やったな

違います。酸化ウランだと思われます
核燃料中に放射性硫黄はほとんど存在しないため、目に見えるほど大量に
粉として降ることは考えられません

ウランは核燃料中の90%以上を占める主要な素材です

イラク戦争では、劣化ウラン弾が使われましたが装甲を貫通する熱で高温になり
ウランが周囲の酸素と反応(要するに燃焼)して大量の微粒子を周囲に撒き散らす

核燃料は周囲を皮膜(金属名失念)で覆い、水中で保管されるのが通常ですが
事故当時は炉の健全性喪失、皮膜が水蒸気と反応して消失、炉内に入ってきた外気と
むき出しで高温になったウランが燃焼反応し、微粒子となって大量に大気中に
放出されたのだろうと推測されます

福島第一原発1〜4号機と使用済み燃料プールには事故当時2400トンくらい核燃料が存在し
そのうち2000トン以上がウランということですから、黄色い粉として関東全域に
降り注ぐに充分な量が存在していたことになります