>>1スレ立ておつであります(ビシッ

>>59
>同技術を使えば将来、核変換の技術が確立された際にセシウムなどを取り出し、放射線を出す期間が短い物質に変えられる。
>今回の4つの化合物などを取り除いた後の核のゴミに含まれるのは、放射線を出す期間が短い放射性物質が大半となるため、地層処分の期間を1000年程度に減らせる可能性がある。

毒性軽減へ 核変換実験22年度開始('13.10.24 デーリー東北:リンク切れ)
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2013/10/24/new13102409top.htm
>放射性廃棄物の毒性軽減に向け、文部科学省の原子力科学技術委員会技術評価作業部会は23日、長期間有害な放射線を出す長寿命核種を短寿命核種に変える「核変換」の技術を開発するため、
>本格的な実験を2022年度に開始するとした原子力機構の開発ロードマップ(工程表)を了承した。
> 18年度から茨城県東海村にADS(加速器駆動核変換システム)の実験施設を建設する計画で、来年度以降に設計に着手する。

高レベル廃棄物対策の切り札 放射能減らす「核変換」本格研究へ('14.1.20 産経ニュース)
http://www.sankei.com/life/news/140120/lif1401200024-n1.html
>使用済み燃料を再処理してウランやプルトニウムを回収した後に残る高レベル放射性廃棄物は、ネプツニウム237(半減期214万年)やアメリシウム243(同7370年)など、半減期が長く毒性が高い複数の元素が含まれている。
(中略)
>総工費220億円で2015年度に着工、20年にも実験を開始する。基礎データを蓄積した後、30年ごろから実用化に向けた新施設を建設し、50年ごろから核変換を行う見通しという。
(中略)
>分別は今後の技術的な課題でもある。高レベル廃棄物から目的の元素だけを抽出する実証実験はこれからで、実用化時は大規模な処理施設も求められる。
>また、重金属から高速の中性子を効率よく発生させるための陽子照射方法の研究も必要だ。

282 名前:地震雷火事名無し(東京都)[sage] 投稿日:2013/02/27(水) 18:36:09.89 ID:3fllw64B0
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加速器駆動未臨界炉が(仮に)実現しても、使用済み核燃料の最終処分問題は解決しない
http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/07/07020103/01.gif
http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/07/07020103/04.gif

○1トンの核燃料を燃やして再処理すると、50kgの高レベル廃棄物が発生。
○この50kgの高レベル廃棄物をガラス固化して埋めると、維持管理期間は数万年。
○加速器駆動未臨界炉による第2階層燃料サイクル(群分離・消滅処理サイクル)で、まず高レベル廃棄物を分離
 −白金族3kg、ストロンチウム・セシウム6kg、その他38kg ・・・ A群
 −長寿命(Tc-99、I-129)2kg、MA(マイナーアクチニド:Np、Am、Cm)1kg ・・・B群
○A群は、やっぱり地層深くに埋める。何百年か何千年後に掘り出して、稀少金属利用、熱源利用・・・するんだとさ。
○B群を、加速器駆動未臨界炉で燃やす。放射能消滅までに1〜1000万年かかってたのが、1000年に短縮・・・されるんだとさ。

(結論)
○処分量が1/10というのはダウト。看板に偽りあり。
 それは、A群を何百年後か何千年後かに掘り出すからで、当面の数百年間、地層深くの最終処分場が必要なことは変わらない。
○加速器駆動未臨界炉でゴミ焼却というのもダウト。看板に偽りあり。
 放射能消滅までの1〜1000万年が、1000年に短縮されても、やはり悠久の歳月にわたって管理が必要なのは変わらない。
 また短寿命になると、その分放射線や発熱も酷くなる。

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