>すぐに付近の山から放射性物質が降ってきて、
チェルノブイリ原発付近で発生した山火事によって、
森林に蓄積されていた大量の放射性物質が周囲の風下方向に飛散した。
この事実は今年3月のEテレ「サイエンスZERO」でも取り上げられた。
番組の中で福島大学の教授は
「福島では山火事は発生しにくいので、心配は要らない」
というような内容の発言を行っていたが、噂をすれば〜で、さっそく放送直後の4月末に、
浪江町(直前に避難指示解除)と双葉町の境界付近で山火事が発生した。
SPEEDYのデータが公表されていないので詳細は不明だが、
どんなに福島県側が「デマだ!」と否定しようとも、
放射性物質の周囲の風下への大量飛散は間違いないと思われる。

こんなふうに、いったん放射能によって汚染された地域は容易には元に戻らない。
除染はムダ。