シンギュラリティ。
人工知能がやがて人類の知能を
超え、コンピュータに支配されてしまうというアレだが、人工知能は果たして我々が望む未来を構築出来る存在と成りうるのだろう?

我々は未来永劫続く生命の営みの虚しさを抱え生きていく事の苦しさを常々唱えている。

そして、ならばいっそのことと、この『負の連鎖』を終わらせる為の、いや、終わらせてくれるであろう「破滅的事象」を待ち望んでいるワケであるが。

今後、人工知能にそのような感情が芽生えるのだろうか?

もしも、人工知能がその領域にまで達することができ、全宇宙までいかなくとも、せめて地球を木端微塵にする為動き出すというのであれば、それは正に我々にとって朗報であるが、恐らくその答えは真逆のものとなろう。

秩序があり、平穏で、未来へ向けてのたゆまぬ存続(コンピュータ又は電子人類の存続の為。)を人工知能は目指していくのではないのかと、余は勝手に考えている。