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「信長読本」ミスだらけ 岐阜市は三重県?

岐阜市が編集に協力した歴史雑誌「岐阜信長 歴史読本」に地図の表記や年号の間違い、誤字脱字など約30カ所もの不備があることが8日、分かった。
市は「これほどたくさんの間違いがあるのは遺憾」として、発行元の出版社「KADOKAWA」に対応を求めている。
史跡・観光スポットを紹介する地図で、岐阜市が三重県、羽島郡岐南町と笠松町が愛知県と記載されていた。
ホテル名の間違いや「廃グレードホテル」との記述もあった。
「美濃人物伝」では人物名と紹介文が入れ違い、金華山のコーナーでは昭和4年が1828年と記してあった。
岐阜市教育委員会は校正補助をしたが、確認時とは違う状態で印刷された箇所もあった。
KADOKAWAに対し「十分な確認を怠っており大変残念」とコメント。
図書館や学校向けに購入した240冊は「この状態での配布は考えられない」としている。
同社の担当者は取材に「連絡いただいた人には正誤表を送る。
現段階での回収は考えておらず、重版となれば直すべき所は直したい」と答えた。
雑誌は先月30日に発売。全国の書店で販売されており、すでに2千部近くを売り上げるほどの好評ぶり。