富士山噴火備え広域避難訓練  08月18日 17時51分
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/1044676861.html

富士山が噴火した場合に備えてふもとの富士吉田市で住民が自治体をまたいで避難する「広域避難」を想定した大規模な防災訓練が始まりました。

この訓練は、おととしの御嶽山の噴火など各地で火山活動の高まりがみられる中、火山災害に備える防災意識を高めようと富士吉田市が3日間の
日程で行うものです。

初日の18日は、午前9時すぎ富士山北側の7合目付近に火口ができるおそれがあるため、噴火警戒レベルがレベル3の入山規制に引き上げられた
という想定で訓練が始まり、ただちに市役所内に警戒本部が設置されました。

そして職員たちがすみやかに登山者に下山を促したり、入山規制を伝えたりしたほか、住民が自治体をまたいで避難する「広域避難」を行うためほか
の自治体への要請などを進めていきました。

富士吉田市安全対策課の羽田和矢課長は「訓練でみえた課題を市の防災計画にいかしながら住民に火山災害に対する防災意識を高めてもらいた
い」と話していました。



実際に噴火した場合はたして自家用車が通用するだろうか
天候にも左右されるだろうし