続き
・この論文において、最も重要な点は STAP 細胞の定義に係わるところだと考えます。即ち、T 細胞受容体遺伝子の再構成のパターンが STAP 細胞の中にきちんと見つけられ、
この目印が再び分化して生じた様々な組織の中にも同一の遺伝子再構成が見つけられるかどうかという点です。
・・・・ネイチャー論文の書き方は極めて意図的に読者を誤解させる書き方です。この論文の論理構成は該博な知識を駆使して STAP 細胞が分化した細胞から変換によって生じ
「すでにあった幹細胞の選択ではない」ということを強く主張しております。
・捏造かどうかの検証として、最も急いでやらなければならないことは、やったと書いてありながらデータが示されていない STAP 細胞から生まれた動物の細胞中の
T細胞受容体遺伝子の塩基配列の分析、またすでに存在している STAP 細胞の塩基配列を調べることです。