あの日のときはまだ三木がついていたから、あの日の印税が自分の報酬の元手になるってことで
三木もはりきってあの日の宣伝にいそしんだから売れたっていう一面もあるんだろうな
そう考えると、今度出す日記本の売れ行きがしょっぱいのはある程度納得がいく
まず、本はまだ印刷してないだろう
婦人公論としては在庫を抱えたくないので、本屋やネット通販からの発注状況を見て
印刷する部数を決めるはず
そして発注状況が思わしくなく、売上的に爆死するだろうことも把握してるはず
となれば、そんな本に宣伝する労力を使うのは無駄だと判断するので売り上げはますます
頭打ちになる悪循環
これがいまの状況だろう