(M男の経緯1)

M男は、さかのぼること10年前、日本を去り荒野に来た

M男ファーストのネーチャーは、今では引用数4000を超える、なのにM男はどこも行く当てがない

経済の繁栄、物に困ることはない、一人東京を去るときの寂しさは今でも忘れられない
殺伐とした気持ちで一人荒野にたどり着いたときは
アライグマの家族が裏庭に表れてホッコリさせられた

そんな思いを必死に忘れようとさらに日夜実験に励んだ、去るのは上等だが、アイディアとデーターを取られるのは許せない

それは、「研究倫理でやっちゃいけないことだから」

そんな謙虚な奴いるもんか、今でこそそう思う