>>27
この流れで、水素水にまで手を出しておいて「尊敬しろ」はないなw

https://www.thermofisher.com/jp/ja/home/communities-social/NEXT-Forum/Interview/interview-vol2.html

私が当時在籍していた順天堂大学神経学教室水野美邦教授はパーキンソン病の病因として
ミトコンドリアに早くから注目。1990年代半ばから、研究室の松峯宏人先生を中心に主に順天
堂大学や広島大学の山村安弘先生が担当していた常染色体劣性遺伝型パーキンソニズム
(AR-JP)の患者さんのDNAを用いて連鎖解析を開始しました。最初は、ミトコンドリアに存在
する抗酸化作用を持つ酵素マンガン・スーパーオキシド・ジスムターゼ(Mn-SOD)が、候補遺
伝子に上がりました。そして、ある患者家族で、すべての患者様に特異的な遺伝子多型が
観察されました。しかし実は、Mn-SODは原因遺伝子そのものではなく、この原因遺伝子は
この遺伝子近傍に存在していました。しかしこれが第一の幸運な偶然でした。私は1995年
に大学院生として松峯、小林智則両先生のもとに配属されました。両氏は日中の忙しい臨
床を終えた後、夕方から深夜に至るまで、連日連鎖解析に取り組み、Mn-SOD遺伝子近傍
のマイクロサテライトマーカーD6S305が患者特異的に欠失している別の一家系を発見し
ました(2)。この結果から、46本の染色体のうち、ほぼこの一点に、原因遺伝子が存在する
可能性が高いことがわかりました。この時、発見までの道のりは必然に導かれるだろうと
感じました。そして、当時パーキンソン病のミトコンドリアDNAの研究を進めていた服部信孝
先生のグループからも共同研究の申し出があり、遺伝子クローニング・チームの陣容が整ったのです。