京都市の坂越健一副市長は10月27日、市議会での発言が不適切だったとして答弁の一部を撤回した。
19日の市議会決算特別委員会で、地方自治体が国に出す要望書について「ほとんど読まれない」などと発言した。

 坂越氏は、地方交付税に関する自民党市議の質問に「全国の自治体が(国に)要望しているが、ほとんど読まれない」などと答弁した。
議事録も削除する。

 坂越氏は27日、取材に対し「誤解を招く表現だった」と釈明した。
坂越氏は総務省からの出向で、昨年7月に就任した。