埼玉県嵐山(らんざん)町は21日、部下の男性職員3人にパワーハラスメントを
したとして、50代の男性課長を停職3カ月の懲戒処分にし、発表した。
課員が3人しかいない部署で、パワハラを原因に全員が先月から病気休暇を
とっているという。町の調査に、課長は「記憶にない」などと話しているという。

 町によると、課長は昨年6月〜12月下旬、本人がいる場で「あいつは馬鹿」
などと言ったり、課員が仕事上の指示を求めても無視したり、意味もなく
にらみつけたりといった行為を繰り返したという。3人は精神的苦痛を受けた
として、12月に相次いで「3カ月の自宅療養が必要」との医師の診断を
受けたという。