●●千葉日報ニュース●●
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千葉市は例年28日に行っていた「仕事納め式」を本年度から廃止する。
働き方改革の一環で、連続休暇を取りやすい環境をつくる狙い。
新年4日の「仕事始め式」は例年通り行う。
「行事を重視して休暇を取れないのは本末転倒。時代の流れでもある」と
27日の定例記者会見で考えを示した熊谷俊人市長。「私も28日は休みます」と
自ら範を垂れることも明かした。

 市秘書課によると、市は例年12月28日に仕事納め式、新年1月4日に仕事初め式
を実施してきた。市長や幹部職員ら200人以上が出席していたが、両行事の間が
1週間しか空いていないことから市は一括化を検討。
昨年度は県に加え、政令市の半数以上が仕事納め式を行わなかったことも分かり、
廃止を決めた。

 市は28日、仕事納め式に代え、熊谷市長のあいさつ文を庁内メールで
一斉送信した。熊谷市長は自身も同日休暇を取ることを明言し「幹部が率先して休む
ことで、職員が休みやすい環境をつくりたい」と述べた。