経営難私大や短大、無償化対象外…10校程度か ついに政府も淘汰に進む

政府は28日、教育無償化に関する関係閣僚会合を開き、高等教育の無償化について、
深刻な経営状態にある私立大や短大を無償化の対象から外すことを決めた。
高等教育の無償化を巡っては「経営難の私大の救済措置になってはいけない」との声が強く、政府は
〈1〉負債が資産を上回る債務超過の状態
〈2〉収支の差額が3年連続赤字
〈3〉3年連続で学生数が定員の8割未満――のすべてに該当する大学を対象から外すと決めた。
財務状況は学校法人の決算で判断し、定員充足率は1校ごとにみる。
1法人が複数の大学や短大を運営する場合も、無償化の可否は1校ごとに決める。