職員出勤せず開所遅れ 柏市役所出先機関

 柏市は20日、証明書の発行などを行う市役所の出先機関「柏の葉サービスコーナー」に職員が出勤せず、
開所が1時間以上遅れるトラブルがあったと発表した。出勤予定の職員から休みの連絡を受けた市民課の担
当者が、日付を勘違いしたのが原因という。
 同課によると、開所が遅れたのは19日。開所時間の午前8時半から勤務開始の男性職員と、午前9時か
ら勤務開始の女性臨時職員が出勤予定だったが、前日の18日に男性職員が同課へ電話し、急きょ19日の
休みを申請。電話を受けた同課の勤務管理担当者が10月19日の休みだと勘違いしたため、代わりの職員
を手配しなかった。
 19日午前9時前に女性臨時職員が出勤した際、サービスコーナーが開いていなかったことから発覚。臨
時職員は鍵を持っていないため、連絡を受けた同課の職員が午前9時40分に解錠。約1時10分遅れで業
務を開始した。解錠まで9人が来所し、うち1人が開所まで待機、8人が「再訪する」などとして帰った。
 サービスコーナーの職員の出勤状況は、同課課長がコンピューターを通して確認することになっているが、
チェックを怠っていたという。同課は「今後は確認と、開所時の電話連絡を徹底する。ご迷惑をお掛けし申
し訳ない」と謝罪した。

千葉日報
2018年9月21日 05:00
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/533069