「生活保護の不正受給」と認定された件数は、全国で1万9700件にのぼる。
なかでもトップは大阪市で2012件。
実に全国の1割以上を占めているが、そこには驚くべき不正受給の実態があった。
 大阪市では現在、18人に1人が生活保護を受けている計算で、生活保護費は市の予算の約17%を占めている。生活保護費の4分の3は国庫負担だが、それでいてこの額なのだ。
 また、大阪は悪質な受給者が非常に多い。大阪市のホームレス支援団体職員がため息まじりにこう話す。
「生活保護費をもらってパチンコに直行なんて、平野区界隈では当たり前すぎて、語るほどのことでもない。
ブーメランおじさんは口臭いですよ。」とあきれ顔だ。