病気でもなんでも理由にして休んで良い環境にしないとね、法整備とか。
勿論、給金はそのままという訳にはいかないでしょうけど。
精神を病んで病欠が目立つ公務員職は、駆け込み寺じゃないんだから。
何れ遠からず、役人は出来る奴だけでやってもらえば良い時代がくるから。

バルト三国の最も北に位置するエストニアは、世界で最も進んだ電子国家である。
旧ソビエト他、周辺の国々に度々占領され苦汁を舐めた歴史がある。
2008年NATOのサイバーテロ防衛機関の本部所在国となり、情報公開が最も進んだ国でもある。
住民サービスの99%は電子化され、区役所には住民の誰も殆ど来ない。
紙は殆ど姿を消し、窓口業務の職員は90%削減され、コストは4分の1以下だ。
紙を使う手続きはパソコンを持たない低所得者への対応と、結婚、離婚、不動産取引の3つだけ。
行政でもデジタル化が進み、法案などの書類は全てデジタル化されている。
議会審議はオンラインで確認が可能だし、議論への参加や投票の時以外は議員は出席の必要もない。
議会での議論はスマホやタブレットで確認でき、法案などの情報を探すのは非常に楽になっている。
紙を使う文化の日本は、特に役所にあっては、膨大な費用を無駄に捨て続けることになっている。
東京だけじゃなく、疲弊した地方の将来にもエストニアの姿が重要なヒントになるのではないか。