http://japanese.china.org.cn/life/2018-01/31/content_50367435.htm
中国の富豪多い3業種 トップはバイオ医薬

2017年、中国のトップクラスの富豪の3人中2人がインターネットまたはEC分野だったが、29日に発表された調査によると、
長者番付トップ3の業種はバイオ医薬、不動産、電子/半導体・製造となったことがわかった。

 2017年12月31日時点の中国証券取引所、関連企業の公開資料及び海外の一部証券取引所の登録情報をもとに、
メディアは「2018中国の最も裕福な1000人」をまとめた。
ランキングのトップ3は騰訊創始者の馬化騰氏、恒大集団の許家印会長、アリババの馬雲会長で、
資産はそれぞれ2820億元、2609億元、2138億元。

しかし、条件30億元のこの長者番付は、ランクインした富豪が最も多い業種がインターネットまたはECでない点に注目が集まった。
バイオ医薬、不動産、電子/半導体・製造が最も多く、それぞれ105人、92人、75人がランクイン。
4位は化学工業で74人、5位はインターネット/コンピュータソフト・ハードウェアで55人。

この結果について、投資銀行の香頌資本の瀋萌執行役員は、「実は、バイオ医薬企業は金のなる木である。
中国人の健康意識が高まり、巨大な人口基数と薬品を見てもよく売れる消費財になっている。
製薬企業が政府から関連薬品の開発と販売の認可を得られれば、さらなる利益が見込める」と話した。
また、中国医薬工業情報センターが2017年に実施した研究によると、
ほかの業種に比べて、中国のバイオ医薬企業は良好な利益能力を維持している。
中国の医薬産業の2017年の主要業務売上高は前年比12.2%増の3兆3000億元に達する見通し。