Jアラート受信めぐり「勉強して」副大臣が発言撤回

Jアラート(全国瞬時警報システム)の緊急情報が一部の携帯電話で受信できなかった問題で、奥野総務副大臣が使用している人に対して「もう少し勉強して」と発言し、撤回する場面がありました。

 国会で議論になったのは29日に北朝鮮が弾道ミサイルを発射した際、大手携帯電話会社の回線を使っていない、いわゆる格安スマートフォンの一部の機種でJアラートの情報が受信できなかった問題です。
 外交防衛委員会・白眞勲議員:「SIMフリーの携帯電話については元々、伝わらないんでしょうか?」
 奥野信亮総務副大臣:「(携帯やアンドロイドを)使っている方がもう少し勉強して頂いていればですね、ヤフー株式会社で無料で提供しているアプリを端末にインストールすれば聞けるということになっております」
 この発言に対し、民進党の白議員は「勉強しなくても誰でも伝わるようにすべきだ」と批判しました。奥野副大臣は、総務省として「スマホのユーザーにもしっかり伝わるような宣伝をしなければならない」という趣旨だったと釈明し、発言を撤回しました。

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20170831-00000007-ann-pol