浮気疑い絞殺「間違いない」 洲本・高1女子暴行死初公判
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201802/0011019941.shtml

 交際していた高校1年の女子生徒=当時(16)=の首を押さえつけて死亡させたとして、
傷害致死の罪に問われた兵庫県洲本市の無職少年(17)の裁判員裁判の初公判が26日、
神戸地裁(川上宏裁判長)であった。少年は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 起訴状によると、2016年12月23日午後5時ごろ、洲本市の女子生徒の自宅で、
女子生徒をあおむけに押し倒して首をタオルの上から手で強く押さえつける暴行を加え、同25日夜に死亡させたとされる。

 検察側は「交際中の女子生徒が浮気をしていると考え、激怒した」と指摘。
「2分以上も強く首を押さえつけ、女子生徒が異常な呼吸状態になっても押さえ続けた」と述べ、刑事処分が相当と主張した。

 弁護側は「女子生徒の自傷行為を止めようとした」とし、保護処分のための家裁送致を求めた。

 少年は傷害致死の非行内容で神戸家裁に送致され、昨年4月に検察官送致(逆送)が決まった。